2弦の9フレットのハーモニクス
2018/04/16 Mon
この1ヶ月はELKの国産ビンテージトランジスタの研究と改造&レストアと同時に1番に集中して、研究、検証して来たのは、テレキャスターのブリッジとサドルの素材についてです。
最近、個人的には趣味嗜好が変わって、テレキャスターばかり興味がありまして、自分のギター(Fender Mexico 50s Tele 1991)で可能な限り色々パーツを取っ替えてはサウンドやハーモニクスの音の出方、立ち上がり方。サスティーンなどを検証して来ました。
これはあくまでも、私の主観でもありますので、参考程度になれば良いと思い書いたものなので、あくまでも一般的な意見ではないかもしれませんがその点はどうぞお許し下さいませ。
まずはノーマル。
フェンダーUSAのクラシック、ビンテージシリーズなどに使われているものと変わらない、ごく普通で昔からあるブリッジスチールプレートとクロームメッキのスチールサドルです。
コード弾きやブルース系にはバッチリなアメリカンでワイルドなサウンドです。そこそこサスティーンもあって良いのですが、何せスタジオやライブなど音量が大きくなるとハウりやすいのですが、その分歪ませた時などたまらない倍音が出てます。所謂ロック全般向き。

サドルをオールパーツのオクターブ調整が正確に出来るタイプ、それもブラス。
こちらは、サドルの弦の乗っかる部分の面積が多いせいかしっかり正確なチューニングには適しているのですが、なにぶん弾いていて普通な感じ。
要は上品でワイルドさはあまり無いので、個人的にはとにかく❌でした。それにハーモニクスは一番出にくい。最近の中国製のブラスもどき(金色ですがそれはメッキのみで実際はクローム系)は弦が乗るところが溝が掘ってあったりして安心感はありますがこれも今度は音が軽くなって腰も無くなる感じ。まぁ、0.10からのセットの弦なら使えるけど、クリーンはか細い印象でした。(こちらは写真なし)

今回の目玉はニューヨークのHahn Guitarsから取り寄せた、ステンレス削り出し、左右のツバが削られて低くさらに加工されてるブリッジとフェンダーの1958年モデルと同じ素材スチールの非メッキ仕様(Cold Rolled Steel )のサドルの組み合わせです。
やはり、今まで知らなかったのは私も勉強不足でしたが、このステンレスとCold Rolled Steel 恐らく1番クリーントーンとハーモニクスには適していると感じました。そのサドルを試しに定番のブラスにも変えてみましたが、ハーモニクスまで拘るなら断然この58年タイプをお勧めします。



私のサウンドの質として今回何にこだわったかと言うと、2弦の9フレットの出しにくいハーモニクスの音が一番楽に気持ち良く出るか!が基準になりました。
更に嘘だろ、という方もおられるかもしれませんが、錆びたサドルのオクターブ調整のネジが錆びていたのですが、これを新品に替えただけでもサウンドに艶で出ることも分かりました。


たまたま、私自身が興味をもったカントリー系のギタリストのことを研究していくうちにこれだけシンプルでエレキの元祖的なモデルでもこれだけまだ知らないことがあるのだなぁという事だった訳です。
分からないことはこのように身をもって経験しないと中々、文献や資料だけでは分からないものなのですね。、特に最近のSNSなどでは間違った文面も多く見られるので、私もなるべく正確にお伝えしたいですが、また後から気がついたことがや間違いなどがあったら、追記などしていきたいと思います。
最近、個人的には趣味嗜好が変わって、テレキャスターばかり興味がありまして、自分のギター(Fender Mexico 50s Tele 1991)で可能な限り色々パーツを取っ替えてはサウンドやハーモニクスの音の出方、立ち上がり方。サスティーンなどを検証して来ました。
これはあくまでも、私の主観でもありますので、参考程度になれば良いと思い書いたものなので、あくまでも一般的な意見ではないかもしれませんがその点はどうぞお許し下さいませ。
まずはノーマル。
フェンダーUSAのクラシック、ビンテージシリーズなどに使われているものと変わらない、ごく普通で昔からあるブリッジスチールプレートとクロームメッキのスチールサドルです。
コード弾きやブルース系にはバッチリなアメリカンでワイルドなサウンドです。そこそこサスティーンもあって良いのですが、何せスタジオやライブなど音量が大きくなるとハウりやすいのですが、その分歪ませた時などたまらない倍音が出てます。所謂ロック全般向き。

サドルをオールパーツのオクターブ調整が正確に出来るタイプ、それもブラス。
こちらは、サドルの弦の乗っかる部分の面積が多いせいかしっかり正確なチューニングには適しているのですが、なにぶん弾いていて普通な感じ。
要は上品でワイルドさはあまり無いので、個人的にはとにかく❌でした。それにハーモニクスは一番出にくい。最近の中国製のブラスもどき(金色ですがそれはメッキのみで実際はクローム系)は弦が乗るところが溝が掘ってあったりして安心感はありますがこれも今度は音が軽くなって腰も無くなる感じ。まぁ、0.10からのセットの弦なら使えるけど、クリーンはか細い印象でした。(こちらは写真なし)

今回の目玉はニューヨークのHahn Guitarsから取り寄せた、ステンレス削り出し、左右のツバが削られて低くさらに加工されてるブリッジとフェンダーの1958年モデルと同じ素材スチールの非メッキ仕様(Cold Rolled Steel )のサドルの組み合わせです。
やはり、今まで知らなかったのは私も勉強不足でしたが、このステンレスとCold Rolled Steel 恐らく1番クリーントーンとハーモニクスには適していると感じました。そのサドルを試しに定番のブラスにも変えてみましたが、ハーモニクスまで拘るなら断然この58年タイプをお勧めします。



私のサウンドの質として今回何にこだわったかと言うと、2弦の9フレットの出しにくいハーモニクスの音が一番楽に気持ち良く出るか!が基準になりました。
更に嘘だろ、という方もおられるかもしれませんが、錆びたサドルのオクターブ調整のネジが錆びていたのですが、これを新品に替えただけでもサウンドに艶で出ることも分かりました。


たまたま、私自身が興味をもったカントリー系のギタリストのことを研究していくうちにこれだけシンプルでエレキの元祖的なモデルでもこれだけまだ知らないことがあるのだなぁという事だった訳です。
分からないことはこのように身をもって経験しないと中々、文献や資料だけでは分からないものなのですね。、特に最近のSNSなどでは間違った文面も多く見られるので、私もなるべく正確にお伝えしたいですが、また後から気がついたことがや間違いなどがあったら、追記などしていきたいと思います。
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